八ヶ岳南麓移住を夢見る二人と1匹。はたしてその運命やいかに‥‥


2005年11月25日金曜日

なぜ犬なのか?その1

なぜ「犬を飼う」→「八ヶ岳への移住」なのか?ただ犬を飼うのならば都会でもOK、せいぜい「ペット可のマンションへの住み替え計画」だったろう。
ご理解いただくために私たち夫婦について少し書かせていただきたいと思う。
夫は中学高校と山岳部員だった大の山好き。
私は幼少の頃は四国の田舎で山の中を駆け回って遊んでいた元野生児(笑)。
登山への憧れはあったものの、結婚するまでは本格的な登山は経験がなかった。
夫に連れられて初めて行った北アルプスパノラマコースに大感激し、それ以来山歩きにハマった。
夫の山歩きは、ひたすらピークを目指すストイックなものではなく、景色や高山植物を楽しみながらのまったり山行だったので、初心者の私でも難なく入って行けたのだと思う。
そんな夫が、とっておきのコースがあると言って連れて行ってくれたのが北八ヶ岳の縦走だった。
山小屋に泊まりながらのんびりと歩く北八ヶ岳はアルプスほど高くはない代わりに森林限界を超えないために豊かな緑に覆われていた。
動植物が豊富で、初めての八ヶ岳でオコジョもヤマネもモモンガも見ることが出来た私はすっかり八ヶ岳の虜になってしまった(笑)。
それ以来、まとまった休みがとれたら山へ!というのが私たちの休暇の過ごし方となった。
ところが、犬、である。
犬は山小屋には泊まれない(笑)。
犬を飼って最初のまとまった休みに、夫はるるぶを付箋だらけにしながら言った。
「清里に行ってみようか?」

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